【WBC 日本代表】宮城大弥(みやぎ・ひろや)のwiki的プロフィールと経歴

【WBC 日本代表】宮城大弥(みやぎ・ひろや)のwiki的プロフィールと経歴

2023年3月に開催される野球世界一決定戦「ワールドベースボールクラシック」。オリックス・バファローズの二連覇を支えた若手左腕、宮城大弥選手も代表に選ばれています。

今回は宮城大弥選手のプロフィールや経歴について紹介しますよ。

目次

宮城大弥のプロフィール

  • 名前:宮城大弥(みやぎひろや)
  • 生年月日:2001年8月25日
  • 年齢:21歳(2023年1月現在)
  • 出身地:沖縄県宜野湾市
  • 出身校:興南高校

宮城大弥選手が野球を始めたのは、なんと4歳の時。保育園に通いながら少年野球チームに入団していたそうです。中学時代にはU15の侍ジャパン代表メンバーに選出されるなど、その能力を高く評価されていました。

興南高校では一年春からベンチ入りを果たし、一年夏、二年夏に甲子園出場を果たしました。三年時には甲子園出場を逃したものの、U18侍ジャパン日本代表のメンバーに選ばれています。2019年のドラフトでは、オリックス・バファローズが三回目の一位指名で宮城大弥選手を指名しましたよ。

プロでの経歴

2020年、ルーキーイヤーに初勝利

ルーキーイヤーとなった2020年はコロナウイルスの流行の影響でシーズン開幕が遅れ、公式戦の試合数も減少する異例の年となりました。宮城大弥選手はシーズン開幕から程なくして、6月25日の試合で二軍戦ながら公式戦デビューを果たし、いきなり自己最速を更新する153キロを計測しました。

高卒ルーキーながら二軍戦で好成績を残し続け、10月4日に一軍戦でプロ初登板初先発、5回7安打2失点と堂々たるピッチングを見せました。11月6日の試合で5回7安打3失点でプロ初勝利も挙げていますよ。シーズン通算では、一軍で3試合に登板、1勝1敗防御率3.94という数字になりました。

ウエスタンリーグで最多勝を獲得

二軍では13試合、チーム2位の59回と3分の2イニングを投げた宮城大弥選手。6勝2敗、防御率2.72の成績でウエスタン・リーグ最多勝を獲得しました。更にNPBAWARDS2020では「優秀選手賞」「殊勲賞」「ビッグホープ賞」「期待賞」も獲得、翌年以降の活躍に期待を持たせる活躍を見せましたよ。

2021年、開幕ローテーション入りを果たし、躍動

高卒二年目にして開幕ローテーション入りを果たした2021年、シーズン開幕二戦目を任されると7回5安打2失点の好投で勝利投手となり、以降自身開幕5連勝を果たします。前半戦は8勝1敗防御率1.93という圧倒的な成績を残し、オールスターゲームのファン投票で激戦区である先発部門の1位を獲得しました。

10代ながら12球団最速で10勝目を挙げる偉業を達成するなど、シーズンを通して鮮烈な活躍を残した宮城大弥選手。規定投球回もクリアし、23試合登板で13勝4敗、防御率2.51という素晴らしい成績でチームの25年振りのリーグ優勝に貢献しました。

オリックスでは13年振りの新人王に

日本シリーズでは第二戦に登板、チームの援護がなく敗れたものの8回途中1失点と力投を見せました。NPB AWARDSでは球団13年振り、10人目となる新人王を獲得、高卒2年目の投手としてはNPB史でも25年振り5人目の偉業でした。

契約更改では推定5000万円で契約を更改しています。475%(4130万円)の昇給率は高卒3年目以内の選手としては歴代2位だそうですよ。

2022年、プロ初完封も記録

コロナウイルス陽性判定を受け春季キャンプに出遅れるアクシデントもありながら、2022年も宮城大弥選手は開幕ローテーション入りを果たしました。前半戦は16試合の先発で6勝5敗、防御率3.70と苦しんだものの、8月には4先発で3勝1敗防御率1.14の好成績で自身初の月間MVPに選出されました。8月27日の試合では9回4安打無四球無失点でプロ初の完封勝利を挙げています。

シーズンを通して24試合に先発し11勝8敗防御率3.16という記録を残し、二年連続で二桁勝利、規定投球回到達を達成、リーグ連覇に貢献していますよ。

ポストシーズンでも活躍

CSファイナルステージで1勝を挙げた宮城大弥選手は、日本シリーズでは第3戦と第7戦に登板。エース、山本由伸選手の負傷のアクシデントを受け、中4日で登板した第7戦では5回を無失点に抑える好投を見せ、オリックスの26年振りの日本一を決めた試合の勝利投手となりました。

シーズンオフの契約更改では3000万増の推定年俸8000万円で更改しています。

選手としての特徴など

左のスリークォーターで独特な二段モーションをとる宮城大弥選手。タイミングの取りづらいモーションと高い制球力で相手バッターを手玉に取ります。変化球の球速を巧みに操ることができ、また腕の振りで球種を相手に絞らせない点でも優れています。年齢には似つかない、「ベテランのよう」とも称されるピッチングの持ち主ですよ。

落ち着いているのはピッチングだけではなく性格もだと度々言われており、物怖じしない堂々とした振る舞いを見せているのだとか。一方で控えめな所もあり、2021年に名だたる選手を抑えてオールスターファン投票の中間発表で先発部門一位と報道された際には「居てはいけないところに入った気がする」と恐縮されていました。

最後に

今回は宮城大弥選手のプロフィールや経歴について紹介しました。

オリックスの二連覇を支えた若き左腕、宮城選手。WBCでも持ち前の落ち着いたピッチングで、世界を相手に活躍を見せてほしいですね!

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