青春のバイブルだったという人も多い、人気漫画『NANA−ナナ−』や『天使なんかじゃない』の作者である「矢沢あい」さんの展覧会「ALL TIME BEST 矢沢あい展」が順次全国で開催されています。
矢沢あいさんと言えば、病気療養で連載中だった『NANA−ナナ−』が長期休載となっており、今回の展覧会の開催に伴って『NANA−ナナ−』の再開もあるのではと、期待の声も上がっているようです。
この記事では、人気漫画家「矢沢あい」さんの現状と、話題の展覧会について調べてみました。
矢沢あい プロフィール
- 生年月日:1967年3月7日(55歳)
- 血液型:B型
- 出身:兵庫県尼崎市
経歴
1985年 少女漫画雑誌「りぼん」に掲載された『あの夏』で活動開始。
2002年 『NANA−ナナ−』で第48回小学館漫画賞を受賞。
2009年 病気療養を理由に休載。
2022年 展覧会「ALL TIME BEST 矢沢あい展」が開催。
主な作品
- ラブレター(1986年)
- バラードまでそばにいて(1988年)
- マリンブルーの風に抱かれて(1989年−1992年)
- 天使なんかじゃない(1991年−1994年)
- ご近所物語(1995年−1997年)
- 下弦の月(1998年−1999年)
- NANA−ナナ−(2000年−休載中)
矢沢あい 現在について
矢沢あい 病気療養の理由は?
多くの作品を手がけてきた矢沢あいさん、2009年に病気療養のため休載していますが、未だ連載の再開には至っていないようです。
17歳から漫画家の道を歩み続け、少ない睡眠時間でかなり身体を酷使しながら続けていたようなので、疲れが出てしまったのでしょうか。または、年齢的なものや女性特有の病気や精神疾患なのではと、色々憶測が飛び交っています。ご本人からは“決して治らない病気にかかっているわけではないんです。なので、どうか私に時間をください”と過去のインタビューで答えており、重病ではないようです。しかし、13年という長い期間お休みされているのは心配ですよね。
2018年以降はイラスト中心に活動!活動再開は間もなく!?
徐々にですがイラストのお仕事を中心に活動をしているようで、2017年に歌手のJUJUさんの曲「いいわけ」のイラストを描き下ろしたり、2018年にはストリートファッションの歴史解説書の挿絵のお仕事などもされています。
JUJUさんとのお仕事でオファーを受けた矢沢あいさんは、“ご依頼を受け、まず曲を一日中リピートで聴き、歌詞を見なくても歌えるレベルまで叩き込んで机に向かいました。”(引用:JUJUオフィシャルサイト)とコメントしており、一つの作品を作り出すプロ魂が感じられました。矢沢あいの世界観を久々に目にすることができたファン達でSNSも盛り上がっていたようです。
そして、2022年現在開催中の展示会「ALL TIME BEST 矢沢あい展」にも、コメントを出したり、イラストも描き下ろしたりしており、連載の再開も近いのではという期待の声も高まっているようです。
「ALL TIME BEST 矢沢あい展」
2022年7月20日から新宿髙島屋を皮切りにスタートした「矢沢あい展」は、現在は大阪高島屋で開催中です(東京会場は8月8日に開催終了)。全国巡回予定と公式ページに書かれているので、今後開催地が増える可能性もあるかもしれません。
現在開催中、および開催予定はこちらです。
大阪会場
開催日時:2022年8月24日(水)〜2022年9月12日(月)
場所:大阪髙島屋 7階グランドホール
横浜会場
開催日時:2022年9月21日(水)〜2022年10月10日(月・祝)
場所:横浜髙島屋 ギャラリー(8階)
岡山会場
開催日時:2022年11月26日(土)〜2022年12月25日(日)
場所:イオンモール岡山 5階 おかやま未来ホール
京都会場
開催日時:2023年1月4日(水)〜2023年1月22日(日)
場所:大丸ミュージアム(京都)【大丸京都店6階】
見どころ
矢沢あいが総監修し、300点におよぶ直筆原画やイラストとともに、初公開の関連資料などの厳選アイテムが展示された、まさに「ベスト・アルバム」とも言える原画展です。
どの時代も色褪せず愛され続けている矢沢あいの作品、青春時代に矢沢あいの作品から教わった、恋・夢・オシャレが、懐かしの作品とともに会場で蘇ります。また、オリジナルグッズの販売もあり、本展のために描き下ろしたイラストは、作品の垣根を越えたコラボレーションイラストなので、ファンとしては必ず手に入れたい1つになりそうです。
まとめ
この記事では、「NANA休載から13年、ファン待望の展覧会も開催中の矢沢あい 現在」について、まとめてみました。
展覧会もとても好評で、未だに多くのファンが矢沢あいさんの復活を待っていることが伺えます。完全復帰にはまだ時間がかかるのかもしれませんが、ゆっくりと『NANA−ナナ-』の再開を楽しみに待ちたいと思います。