NetflixやAmazonなどのネット配信の普及により日本でも知名度が高まり、「アカデミー賞」に次いで盛り上がるアワードとなった「エミー賞」。
今回は、秋の夜長におすすめのエミー賞のノミネート作品をご紹介していきます!
目次
エミー賞とは
エミー賞は、毎年アメリカのテレビジョン・アカデミーが開催している授賞式です。
エミー賞にはいくつか種類があるのですが、通常は「エミー賞」というと、プライムタイム・エミー賞のことを指し、ドラマを対象にした賞の中では最も権威があるとされています。
「テレビ版のアカデミー賞」とも呼ばれ、全米では国民的な文化イベントとして認知されています。
エミー賞 2022年ノミネート作品
エミー賞の種類はたくさんありますが、主要となっているのは、コメディ部門・ドラマ部門・リミテッドシリーズ部門の3つです。
一番重要な賞であるプライムタイム・エミー賞の中でも、ドラマ部門は特に重要であり、作品賞、監督賞、脚本賞、演技賞とい賞も細分化されています。
ドラマシリーズ部門
2022年エミー賞のドラマシリーズ作品を受賞したのは、「メディア王〜華麗なる一族〜」でした。
しかし、ドラマシリーズ部門で最も注目を集めたのは、ネットフリックスの「イカゲーム」。エミー賞が始まって以来、初となる英語以外の作品として14部門にノミネートされました。
作品賞ノミネート作品
- メディア王〜華麗なる一族〜
- ベター・コール・ソウル
- ユーフォリア/EUPHORIA
- オザークへようこそ
- 瀬ヴェランス
- イカゲーム
- ストレンジャー・シングス未知の世界
- イエロージャケッツ」
主演男優賞ノミネート作品
- ジェイソン・ベイトマン「オザークへようこそ」
- ブライアン・コックス「メディア王〜華麗なる一族〜」
- イ・ジョンジェ「イカゲーム」
- ボブ・オデンカーク「ベター・コール・ソウル」
- アダム・スコット「セヴェランス」
- ジェレミー・ストロング「メディア王〜華麗なる一族〜」
主演女優賞ノミネート作品
- ジョディ・カマー「キリング・イヴ」
- ローラ・リニー「オザークへようこそ」
- メラニー・リンスキー「イエロージャケッツ」
- サンドラ・オー「キリング・イヴ」
- リース・ウィザースプーン「ザ・モーニングショー」
- ゼンデイヤ「ユーフォリア/EUPHORIA」
コメディ・シリーズ部門
2022年のエミー賞コメディシリーズ部門で作品賞を受賞したのは、2年連続でApple TV+の「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」でした。
作品賞ノミネート作品
- アボット・エレメンタリー
- BARRY/バリー
- ラリーのミッドライフクライシス
- Hacks
- マーダーズ・イン・ビルディング
- テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく
- マーベラス・ミセス・メイゼル
- シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア
主演男優賞ノミネート作品
- ドナルド・グローヴァー「アトランタ」
- ビル・ヘイダー「BARRY/バリー」
- ニコラス・ホルト「THE GREAT エカチェリーナの時々真実の物語」
- スティーヴ・マーティン「マーダーズ・イン・ビルディング」
- マーティン・ショート「マーダーズ・イン・ビルディング」
- ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」
主演女優賞ノミネート作品
- レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」
- クインタ・ブランソン「アボット・エレメンタリー」
- ケイリー・クオコ「フライト・アテンダント」
- エル・ファニング「THE GREAT エカチェリーナの時々真実の物語 」
リミテッドシリーズ部門/テレビムービー部門
1シーズン完結の「リミテッドシリーズ部門」は、1話完結の「テレビムービー部門」と混ざって表彰されています。作品賞のみ分かれていて、男優賞と女優賞はまとめて選考対象です。
テレビムービー部門の作品賞は、Disney+の「チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ」が受賞しています。
リミテッドシリーズ部門ノミネート作品
- DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機
- 令嬢アンナの真実
- パム&トミー
- ドロップアウト シリコンバレーを騙した女
- ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル
テレビムービー作品賞ノミネート作品
- チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ
- Ray Donovan:The Movie
- Reno 911!:The Hunt for QAnon
- The Survivor
- Zoey’s Extraordinari Christmas
主演男優賞ノミネート作品
- コリン・ファース「The Staircase」
- アンドリュー・ガーフィールド「アンダー・ざ・ヘブン 信仰の真実」
- オスカー・アイザック「ある結婚の風景」
- マイケル・キートン「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」
- ヒメーシュ・パテル「ステーション・イレブン」
- セバスチャン・スタン「パム&トミー」
主演女優賞
- トニ・コレット「The Staircare」
- ジュリア・ガーナー「令嬢アンナの真実」
- リリー・ジェームズ「パム&トミー」
- サラ・ポールソン「Impeachment:American Crime Story」
- マーガレット・クアリー「メイドの手帖」
- アマンダ・サイフリッド「ドロップアウト シリコンバレーを騙した女」