2024年4月、ビットコインが半減期を迎え、仮想通貨市場の活性につながったこともあり仮想通貨全体の価格が上昇傾向にあります。今から仮想通貨を始めようと考えている方に向けて、アルトコインで億り人になれる可能性や、信頼性の高いアルトコインに加えて、草コインおすすめも含めて、銘柄を選ぶ際のポイントについて解説していこうと思います。
サクッと仮想通貨用語
ご存知ない方のために、まずは億り人とアルトコインについてサクッと解説しておきましょう。
億り人とは?
ここで言う億り人とは、仮想通貨の取引で1億円以上の資産を築いた投資家を指す言葉です。2008年に公開された映画「おくりびと」のタイトルをもじった造語で、仮想通貨だけでなく、株やFXでも使われる言葉で定義はありません。
アルトコインとは?
アルトコイン(Altcoin)とは、「オルタナティブコイン(Alternative Coin)」の略称であり、ビットコイン以外の仮想通貨の総称でもあります。オルタナティブコインとは、ビットコインの代替コインという意味合いを持っており、ビットコインの欠点や機能性を改善したタイプのアルトコインもあります。アルトコインは、ビットコインに比べると流動性や時価総額が低く、信頼性や安全性に問題があるものやビットコインに比べるとボラティリティが高いといった特徴があります。代表的なアルトコインには、イーサリアム、ライトコイン、リップルなどがあり、現在アルトコインは数千種類以上存在しています。
日本の仮想通貨取引所で取り扱いがあるアルトコインは、海外の仮想通貨取引所と比べると種類は限られています。理由としては、金融庁が上場を認めたアルトコインのみが取り扱われているためです。
アルトコインで億り人になる可能性はある?
アルトコインで億り人になれる可能性はあるのでしょうか?結論から述べると、アルトコインで億り人になる可能性はありますが、億り人になるためにはハイリスク・ハイリターンの投資となることは必須と言えるでしょう。
アルトコインの銘柄を選ぶ際のポイント
ここからは、アルトコインの銘柄を選ぶ際のポイントについて解説していきましょう。アルトコインの銘柄を選ぶためには、いくつかの重要なポイントがあります。以下の点が重要なポイントとなっています。
時価総額
時価総額は、そのアルトコインがどれだけの規模で取引されているかを示しています。一般的には、時価総額が高ければ高いほど市場での信頼性が高く、取引量も多いとされています。時価総額が高いアルトコインは、価格の安定性が比較的高めと言えます。
用途が明確
そのアルトコインがどのような問題への対応として何を解決するために作られたのか、その用途が明確であることが重要です。簡単に言うと何のために作られたのかということ。例えば、イーサリアム(ETH)はスマートコントラクト機能を持ち、さまざまなアプリケーションやプログラムを設計できるように開発されていますし、リップル(XRP)は国際送金に特化しており、国際送金システムのSWIFTに課題があり、それを解決すること目的として作成されています。用途が明確であれば、そのアルトコインの需要が高まりやすくなります。
開発状況
開発チームの活動が活発であったり、定期的にアップデートが行われているかを確認しましょう。開発が停滞している場合、そのアルトコインの将来性に疑問や不安が生まれてしまうことがあります。アルトコインの開発が順調に進んでいるかどうかも重要なポイントとなります。
企業との提携や企業からの出資
大手の企業と提携があったり、有名企業から出資されているアルトコインは、信頼性が高く、将来性も期待できます。企業のサポートがあることで、開発資金がしっかりと確保できます。順調に開発を進めて行けるということにもなります。
仮想通貨取引所での取り扱いがある
そのアルトコインがどれだけ多くの仮想通貨取引所で取り扱われているかというのも重要です。多くの取引所で取り扱われているアルトコインは、流動性が高く、売買がしやすいです。また、信頼性の高い取引所で取り扱われているかどうかも大切です。
まとめ
アルトコインで億り人になるためにも、アルトコインの銘柄を選ぶ際には、上記にあるようなポイントを総合的に考慮することが重要です。これらのポイントをしっかりとチェックすることで、より安全で有望なアルトコインを選ぶことができます。また、アルトコインにも、激しい価格変動や詐欺やハッキングといったリスクがあるのでその点にも注意しましょう。