プロ入り当初は「美人すぎるプロゴルファー」と呼ばれ注目を集めた香妻琴乃。近年は成績低迷や体型変化の話題もあり、その姿に驚いたファンも少なくありません。一方で国内ツアーや練習拠点での調整を続け、復調への兆しも見せています。
本記事では現在の活動状況や外見の変化、これまでの経歴まで詳しく紹介します。
香妻琴乃の現在の活動状況
香妻琴乃の現在の活動は、国内ツアーへの出場と調整を重ねながら、再び優勝争いに絡むための復調を目指す日々が続いています。近年は厳しい成績が続いているものの、各地での試合や地元での練習を通じて、地道に実力を磨き続けています。
こちらでは最新の試合状況や活動拠点、メディアでの発信について詳しく紹介します。
最近の試合成績と活動拠点
この2年間は予選落ちが多く、厳しい戦いが続きました。2024年シーズンは樋口久子三菱電機レディスやスタンレーレディスなど計6試合に出場しましたが、すべて予選通過ならず、最高順位は102位タイでした。2025年7月時点の女子リランキングは78位で、残り試合でのポイント加算が必須です。
参考サイト：GDO
一方、2025年3月には6年ぶりにダイキンオーキッドレディスへ出場し、ステップ・アップ・ツアーのカストロールレディースでは43位を記録。上位進出には届きませんでしたが、実戦感覚を取り戻す機会となり課題も明確になりました。
練習拠点は非公表ですが、宮崎県内でのラウンドや練習が複数回確認されています。温暖な気候と芝質を生かしたショット練習や体力強化を行い、遠征ではコース攻略を重視。地元と遠征を組み合わせ、柔軟な対応力を維持しています。
テレビ出演やSNSでの発信
近年のメディア露出は少なめですが、過去には印象的な出演もありました。2017年のテレビマッチ「京セラフェニックスチャレンジ」では石川遼や横峯さくらと共演し、その華やかな顔ぶれで注目を浴びています。参考サイト：GDO
試合後には「緊張して何も覚えていない」と笑顔で語り、飾らない人柄が伝わりました。
2025年3月のゴルフダイジェストでは、弟で男子プロの香妻陣一朗とのやり取りや自身の課題を率直にコメント。「もう一度優勝争いを演じたい」という言葉からは、不振の中でも諦めない意志がうかがえます。4月にはダンロップ公式で「今季の目標はツアー2勝目」と宣言しました。
SNSはここ数か月更新が止まっていますが、以前は大会裏側やオフショットを積極発信していました。現在は大会やインタビューを通じて近況を知る形ですが、復調とともに再開すれば大きな反響が期待できます。
香妻琴乃の現在は太った？という噂の真偽
香妻琴乃の現在の姿には外見の変化がありますが、その背景には怪我やトレーニング方針の転換など複数の要因があります。こちらでは過去との比較や本人発言をもとに経緯を整理します。
香妻琴乃の現在と過去の比較でわかる変化
プロデビュー当初はサマンサタバサと所属契約を結び、「美人すぎるプロゴルファー」としてメディアに多く取り上げられました。
2014年の賞金ランキング19位を記録した頃は、顔の輪郭もシャープでスリムな体型が印象的。しかし2016年頃から頬のラインが柔らかくなり、全体的にふっくらとした印象に変わりました。
2020年の報道によれば、2018年時点で体重は63キロと本人が証言。以前のプロフィールでは51キロだったため、約12キロの増加が確認されます。それでも現在も飛距離やスイング安定性を維持しており、SNS上では外見よりもショット精度や試合での集中力を評価する声が目立ちます。
体型変化に影響した要因
2015年に腰痛を発症して長期欠場し、成績不振やシード喪失が続いた時期には、ストレスから食事量が増加。2018年には「ストレスで体重が51キロから63キロに増加した」と明かしています。その後1か月半で5キロ減量し、その直後のマンシングウェアレディース東海クラシックで初優勝を達成しました。
また、2017年には「体重激増して飛距離伸びたー！！」とユーモラスにSNS投稿し、変化を前向きに捉えている様子も見られました。コーチの指導で食生活を改善し、体幹トレーニングや有酸素運動を取り入れることで持久力向上も図っています。つまり、体型の変化は単なる見た目の問題ではなく、競技力と健康管理を両立するための戦略の一部といえます。
香妻琴乃の経歴まとめ
香妻琴乃の現在までの歩みは、ジュニア時代から磨かれた実力と数々の大会での経験が土台になっています。国内外での戦績や転機となった優勝エピソードも含め、その経歴は波乱と挑戦の連続です。こちらではデビュー前から現在に至るまでを時系列でまとめます。
ジュニア時代からプロ入りまで
鹿児島県出身で、小学生の頃からゴルフを始めました。2010年には日本ジュニアゴルフ選手権女子15〜17歳の部と九州ジュニアゴルフ選手権を制覇し、同世代の中でも注目の存在に。全国高等学校ゴルフ選手権や日本女子アマチュア選手権でも上位入賞し、着実に実績を積み上げました。参考サイト：JGA
2011年にはプロテストに一発合格し、JLPGA85期生としてプロの世界へ。ルーキーイヤーから安定したショットと冷静な試合運びで評価を得ました。
プロ転向後の戦績と転機
2014年には賞金ランキング19位で初シード権を獲得し、同年はステップ・アップ・ツアーでも複数優勝。しかし翌年以降は腰痛の影響で成績が低迷し、シードを失いました。長い不振を経て、2018年のマンシングウェアレディース東海クラシックで念願のツアー初優勝を果たしました。2023年にはペア戦「エイジェックLady Go Cup」で優勝し、団体戦でも結果を残しています。
参考サイト：GDO
まとめ
香妻琴乃の現在は、国内ツアーでの戦いと地道な調整を続けながら復調を目指しています。直近は予選落ちが多いものの、実戦で課題を修正し、ショット精度や体力面を高めています。「太った」との噂は一部事実ですが、その背景には怪我からの回復やトレーニング方法の変更があり、競技力維持のための戦略でもあります。
ジュニア時代から全国大会で活躍し、プロとしてツアー1勝とペア戦1勝を挙げた香妻琴乃。これまでの経験が再び上位争いへ返り咲く力となるはずです。ファンの声援を受け、2025年以降も挑戦を続ける姿から目が離せません。
