ドラマ『白い巨塔』はなぜ再放送できない?理由を徹底調査!

ドラマ『白い巨塔』はなぜ再放送できない?理由を徹底調査!

山崎豊子さんの名作長編小説「白い巨塔」。幾度にわたりドラマ化され、それらも人気作品となっていますが、ドラマ版の白い巨塔には「再放送できない」という噂もあるようです。

今回はドラマ「白い巨塔」はなぜ再放送できないと言われているのかについて調査しました。

目次

「白い巨塔」とは?

「白い巨塔」は医局制度の問題点や医学会の腐敗を鋭く追求した社会派小説です。傑作小説故に幾度にわたり映像化されており、日本のドラマに限っても1967年、1978年、1990年、2003年、2019年と5度にわたってドラマ化されています。

これだけ何度もドラマとして作られていると、「再放送できない」と言われている白い巨塔はいつのものなのかも分かりませんね。とはいえ、1990年以前のものとなると流石に古すぎて、後発作品がある中で再放送しようともなりづらいように思えます。後発の二作品について調査してみましょう。

2003年版

2003年版の白い巨塔は、唐沢寿明さんを主演に据え、プライム帯の連続ドラマとしては珍しい2クール全21話+特別版という構成でフジテレビで放送されました。長い作品でしたが平均視聴率は23.9%、最終話は30%超えを記録するという大ヒット作品となりましたよ。

2003年版白い巨塔 はキャストの不祥事によって再放送 できないと言われている作品に該当します。2024年にはBS11で再放送されていたという情報もありましたが、やはり地上波での再放送ではないのですね。なお、フジテレビの配信サービス「FOD」では現在配信されています。

白い巨塔|フジテレビの人気ドラマ・アニメ・TV番組の動画が見放題<FOD> (fujitv.co.jp)

中村俊太が大麻所持で逮捕された

同作には中村雅俊さんと五十嵐淳子さんの子供である中村俊太さんが出演していました。しかし中村俊太さんは2009年に乾燥大麻を所持し、大麻取締法の現行犯で逮捕されてしまったのです。逮捕翌日に父が記者会見を開き、自身が社長を務める所属事務所から息子を解雇し、芸能界を引退させると発表。中村俊太さんは起訴猶予処分となり釈放されたものの、芸能界には復帰していません。

10年以上前の出来事ではありますが、大麻関係の不祥事ですから未だに再放送などに影響している可能性はありますね。

2019年版

2019年版の白い巨塔は、岡田准一さんを主演に据え、テレビ朝日の5夜連続ドラマスペシャルとして放送されました。連続ドラマではなく全5話のスペシャルドラマということで、そもそも再放送枠などには選ばれにくそうなタイプのドラマではあります。これまでのドラマ「白い巨塔」に比べて尺は短くなっていますが、視聴率の面では全話10%超えと一定の評価を得ていますよ。

ただ、この2019年版白い巨塔もキャストの不祥事で再放送できないと言われている作品に該当しています。一時はオンデマンド配信サービスで配信されていたにもかかわらず、不祥事発覚後配信を停止されて現在もなお再開していない状況です。

沢尻エリカが合成麻薬所持で逮捕された

こちらの作品では、沢尻エリカさんが出演していたのですが、放送から約半年後の2019年11月に合成麻薬MDMAを含むカプセル入りの粉末を所持した麻薬取締法違反の容疑で緊急逮捕されました。最終的に懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の有罪判決が言い渡され、判決が確定しています。

沢尻エリカさんは2024年に舞台「欲望という名の電車」に主演し、芸能活動を再開させています。そのため、今もなお沢尻エリカさんが出演していることが再放送の障害になっているかは不明ですが、少なくとも先述の通り、配信の再開はされていない状況なのですね。

最後に

今回はドラマ「白い巨塔」が再放送できないと言われる理由を紹介しました。5度もドラマ化されるなんてすごい話ですよね。これだけドラマが作られているのであれば、また次もありそうです。

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