2022年に放送された大河ドラマ第61作、「鎌倉殿の13人」。北条泰時を主人公に、平安末期から鎌倉初期を描いた同作は大きな反響を呼びました。
ここでは「鎌倉殿の13人」の再放送情報を紹介しますよ。
鎌倉殿の13人 再放送の予定は現在無い模様
2022年に放送され、現在は放送が終了している鎌倉殿の13人。残念ながら、2023年に入ってからは再放送の予定はないようです。
昨年の間は毎週再放送があり、ダイジェスト、総集編なども度々放送されていたのですが、現在はそういったものは見られませんでした。
鎌倉殿の13人は配信サービスで視聴可能！
ですが、鎌倉殿の13人は今でも配信サービスを利用すれば視聴することができますよ！NHKが放送した番組を有料でネット配信するNHK公式の動画サービス、「NHKオンデマンド」なら鎌倉殿の13人を全話視聴できます。
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鎌倉殿の13人とは？
では、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」について改めて紹介します。
「古畑任三郎」シリーズなどで知られ、大河ドラマではこれまで「新選組！」「真田丸」の脚本を務めた三谷幸喜さんが脚本を務め、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した鎌倉幕府第2執権、北条義時を題材に描かれたのが「鎌倉殿の13人」。
源平合戦と鎌倉幕府誕生の過程で繰り広げられる権力の座を巡る駆け引きを、ユーモアを交えたホームドラマのような描写で描く一方、徹底して無情で陰惨な粛清劇が展開されたことでも話題になりました。
なぜ北条泰時が主人公に選ばれたのか
今作の題材について、制作統括の清水拓哉さんは当初、源義経か北条早雲にしようと考えていたそうです。そこへ、以前から北条家に興味があったという三谷さんが北条義時を提案し、北条義時に決定となりました。
数多くいる歴史上の人物の中で、決して目立つ人物とは言えない北条義時。ですが三谷さんは「源頼朝が挙兵してから承久の乱までの40年以上にわたる時代を描こうとしたとき、全ての証言者になれる人物は義時くらい」と述べており、平安末期から鎌倉初期の濃く長い時代を描くにわたって、北条義時が主人公に都合が良かったと明かしています。
タイトルの意味は？
実は60作以上を数える大河ドラマの歴史の中で、タイトルにアラビア数字が使われたのは「鎌倉殿の13人」が初。このタイトルは、「新しい大河ドラマを作りたい」という三谷さんの意向を端的に表していると言えます。
タイトルのうち、「鎌倉殿」は源頼朝をはじめとする鎌倉幕府将軍を指しているのですが、一方の13人は頼朝死後に発足した鎌倉幕府の集団指導体制を指す歴史学上の用語、「十三人の合議制」から取られていますよ。
主演・小栗旬をはじめ、豪華キャストが集結
主人公、北条義時を演じたのは小栗旬さん。なんと大河ドラマにはこれまで、1995年の「八代将軍吉宗」をはじめとする7作品に出演していました。一方で主人公を務めたことはなく、今作が八度目の出演にして初の主演となりましたよ。
他にも、北条義時の妻、「八重」を新垣結衣さんが、北条義時の息子、泰時の青年時代を坂口健太郎さんが演じており、他にも菅田将暉さん、八嶋智人さん、山本耕史さん、生田斗真さんなど豪華キャストが名を連ねていますよ。
圧巻の大泉頼朝
中でも圧巻だったのが、大泉洋さんが演じた「源頼朝」。誰もが知っている鎌倉幕府の初代将軍、源頼朝。今作では女癖の悪いところも描写され、大泉さんのキャラクターが活きるコミカルなシーンで視聴者の笑いを誘いました。
その一方で登場人物たちを次々と謀殺、暗殺していく姿は「ダークヒーロー」として視聴者の印象に強く残り、SNS上には「#全部大泉のせい」というハッシュタグがトレンド入りしましたよ。
作品の評価
鎌倉殿の13人の全話平均視聴率は12.7％、最終回の視聴率は14.8％となりました。また、NHKプラスやNHKオンデマンドといった配信の数字が非常に好調で、NHKオンデマンドではこれまで配信された全てのドラマ作品で史上最多の平均視聴数を記録していますよ。
スポニチは「若年層を中心に配信の視聴率は好調」「大河最高傑作の呼び声が高い」と報じています。
最後に
今回は「鎌倉殿の13人」の再放送情報や過去回の視聴方法について紹介しました。
コメディとシリアスの調和した構成で多くのファンの心を掴んだ鎌倉殿の13人。リアルタイムで見ていた人も、まだ見ていない人も、NHKオンデマンドで是非とも楽しんでください！
