2000年にNHKで放送されたドラマ「六番目の小夜子」。現在は再放送できないという噂があるようです。
今回はドラマ「六番目の小夜子」が再放送できないと言われる理由を調査しました。
「六番目の小夜子」が再放送できない理由は?
「六番目の小夜子 」が再放送できないと言われる理由はどこにあるのでしょうか。こういった噂が流れる理由としては、「キャストが後に不祥事を起こしてしまった」というのが多いです。
ではここで、「六番目の小夜子」のキャストを確認してみましょう。
豪華キャストが集結
2000年に制作された「六番目の小夜子」主演を演じたのは鈴木杏さんで、他の主要キャストには山田孝之さん、栗山千明さん、松本まりかさん、勝地涼さん、内野謙太さん、山崎育三郎さんといった豪華キャストが名を連ねています。
2000年となると、まだブレイク前だった人も多いですね。当時にこの面子が揃っていたというのは凄いことのように思えます。
「キャストの不祥事」という面でみても、他のキャスト含めて後に何かやらかしてしまった出演者というのは見当たりませんでした。
どうやら再放送できないと言われる理由はキャスト以外にある模様。話の内容が現代にそぐわないのでしょうか?
「六番目の小夜子」とは?
ここで一度「六番目の小夜子」がどういう物語だったのか見てみましょう。
恩田陸さんの小説を原作とする「六番目の小夜子」。ドラマ版では舞台が高校から中学に変更となる、主人公がドラマ版のオリジナルキャラクターであるなどの変更点があります。
主人公、潮田玲が通う中学校では、3年に1度「サヨコ」と呼ばれる生徒が選ばれ、サヨコが3つの約束を果たせば大いなる扉が開かれ、3年後にまた新しいサヨコが現れるという言い伝えがありました。
転入してきた「サヨコ」
玲はサヨコに選ばれた幼馴染、関根秋に頼みサヨコをやらせてもらうことに。ある時、サヨコの一つ目の約束である「赤い花を生ける」を実行しようと、自分が行う前に既に赤いバラの花束が生けてあったのを目撃します。
始業式の後、玲のクラスに「津村沙世子」という女子生徒が転入。スポーツ万能、美人で秀才だがどこかミステリアスな沙世子のことを「サヨコの約束を実行した人物」と睨んだ玲は、沙世子と接触します。
2022年に舞台化
少々不気味なところもある不思議な物語ですが、特別現在放送できない内容というわけでもなさそうです。
2022年には原作小説の設定を元に舞台化もされています。同作が舞台化されるのはこれが初めてのことであり、このことからも「六番目の小夜子」が現代の放送倫理に抵触するわけではないということが分かります。
再放送されないのはそもそもの人気の問題?
結局、「六番目の小夜子」が再放送されない理由について、これといったものはないようです。そのため、「そもそも視聴者からの再放送リクエストが少ない」「放送当時の視聴率があまり高くなかったのではないか」と推測する人もいました。
そもそも2021年に再放送されている
実は「六番目の小夜子」はこれまでも度々再放送されている作品。2021年にNHK総合の深夜帯で再放送されていたのも確認できます。
2021年以降に作品を取り巻く状況が変わってしまったのならばまだ分かるのですが、そういうわけでもないようですし、なぜ「六番目の小夜子」が再放送できないと噂されているのかも少し分からなくなってきました。
NHKではこれまで数多くの作品が放送されてきましたし、再放送の枠も限られているのでそう頻繁に同じ作品が再放送されることはありません。
今「六番目の小夜子」を見たい人は、NHKオンデマンドの利用をオススメしますよ。
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最後に
今回は「六番目の小夜子」が再放送できないと噂されている理由について調査しました。
噂の理由はいまいち分かりませんでしたが、同作は配信の他にDVD化もされていますよ。気になる人はそちらもチェックしてみてください。