2018年にフジテレビで放送されたドラマ「モンテ・クリスト伯‐華麗なる復讐‐」。2018年6月度のギャラクシー賞月間賞を受賞するなど好評を博しましたが、現在は再放送できない状況にあるようです。
今回は「モンテクリスト伯」が再放送できない理由について調査しました。
ドラマ「モンテクリスト伯」が再放送できない理由はキャストの不祥事?
過去に放送されたドラマが再放送できないと言われる理由として一番最初に思い当たるのは、キャストが後に不祥事を起こしてしまったケースです。
「モンテクリスト伯」についてもこのケースに引っかかっていると見るのが妥当でしょう。
キャストの一人に新井浩文さんがいらっしゃるのですね。
新井浩文の不祥事
新井浩文さんは2019年2月に強制性交の容疑で逮捕されています。2018年7月に自宅でオイルマッサージを受けていた際に、施術していた派遣マッサージ店の女性従業員へ暴行を働いたという容疑がかかったのですね。
逮捕された時点で所属事務所から契約解除され、芸能界から事実上の追放となった新井浩文さん。2019年9月から裁判が始まり、2020年10月、懲役4年の二審判決が確定しています。
新井浩文逮捕に関する対応
新井浩文さんの逮捕を受け、NHKでは「真田丸」などの過去の出演番組の配信を一時停止。BSフジのレギュラー番組が打ち切りとなり、公開予定となっていた出演映画も公開延期や公開中止に至っています。
ゲストとして出演した日本テレビのドラマ「今日から俺は!!」では、代役を立てて撮り直し、DVDや配信版で映像を差し替えるという対応をしていますよ。
そもそも、モンテクリスト伯自体、新井浩文さんの逮捕をきっかけにFODなどでの配信が緊急停止されたようですね。
木下ほうかの不祥事
モンテクリスト伯は新井浩文さんの不祥事をきっかけに再放送できない状況になったと思われます。しかしその後、更に別のキャストの不祥事が発覚し、ますます再放送が厳しい状況になってしまいましたよ。
該当のキャストは木下ほうかさん。2022年に週刊誌上で二人の女優が木下ほうかさんによる性加害を告発したのです。木下ほうかさんは報道内容について、事実と異なる部分、記憶にない部分もあるものの、概ね間違っていないと回答。一時芸能活動を休止していました。
木下ほうか不祥事発覚に関する対応
木下ほうかさんの場合は、報道1週間後に放送を控えていたNHK「正直不動産」を降板、収録済みの場面についてカットなどの編集を行うことになりました。一方WOWOWで放送予定となっていたドラマについては予定通り放送されたようです。
木下ほうかさんは現在、芸能活動を再開しており、過去に出演していたテレビドラマも問題なく再放送されるようになっているとのこと。不祥事を起こしたキャストが木下ほうかさんだけであれば、モンテクリスト伯も問題なく再放送出来る状況になっていたかもしれませんね。
モンテクリスト伯は現在配信されていない?
フジテレビの過去のドラマの配信を行っているFODでは、現在モンテクリスト伯の配信は行っていないようです。ただ、木下ほうかさんの一件も報道された後の2022年5月には、FODやTVerでモンテクリスト伯が無料配信されるということもあった模様。
壮絶な復讐劇を描いた同作。キャストに二人も不祥事を起こした俳優が含まれる点も合わせて、あまり積極的に再放送したい作品ではないことは確かでしょう。
ただ、不祥事の後に一度配信が行われていた以上、配信が再開される可能性もなくはないですよね。
『シャーロック』、『モンテ・クリスト伯』、『ディア・シスター』など8作品を映画関連作品特集としてFOD・TVerで順次無料配信! – フジテレビ (fujitv.co.jp)
最後に
今回はドラマ「モンテ・クリスト伯‐華麗なる復讐‐」が再放送できない理由について調査しました。
同作はディーン・フジオカさん初の単独主演作であり、ディーン・フジオカさんは今作でコンフィデンスアワード・ドラマ賞の主演男優賞を受賞しています。役者として躍進するきっかけの一つとなった作品だけに、曰く付きとなってしまっているのは悲しいですね。