陸上競技選手の青山華依選手。2020東京オリンピックにも日本代表として出場しましたよ。
今回は青山華依選手のプロフィールや経歴について紹介します。
青山華依のプロフィール
- 名前 青山華依(あおやまはなえ)
- 生年月日 2002年8月26日
- 年齢 21歳(2024年現在)
- 出身地 大阪府
一人っ子として育った青山華依選手。そのため、団体競技は苦手だそうです。父の正一さんは大阪高校時代にインターハイの4×100mリレー優勝メンバーとなっており、母の尚美さんは大垣商業高校2年生の時に走り高跳びでインターハイ優勝の経験があるという、正しく陸上のサラブレッドのような存在でもありますよ。幼い頃から母と一緒に新体操やバレエを習っていたという青山華依選手、スケート教室にも通っていたそうです。陸上選手としては、167㎝の長身を活かしたストライド走法が特徴的です。
青山華依の経歴
小学五年生で陸上を始める
小学五年生の時に父が見つけてきた陸上のクラブチームの体験に行ったことがきっかけで陸上を始めた青山華依選手。最初は陸上自体があまり好きではなかったそうですが、一緒にやっている子たちと練習したり遊んだりするのが楽しくて、それがクラブチームに行くモチベーションになっていたのだとか。青山華依選手は地元から少し離れた小学校に通っており、友達の存在が貴重だったのですね。
女子100mの星・青山華依が明かす、陸上にハマったきっかけ。「団体競技は苦手でした」 | web Sportiva (shueisha.co.jp)
中学校時代に全国大会へ
中学二年生の時に地域大会の200m走で上位に入ったことで、青山華依選手は陸上そのものを面白いと思うようになったそうです。そこで大阪の中学の合宿に行き、中学三年生では更に記録が伸びることに。中学時代もやはり陸上を通じて友達が増えていくことに重きを置いており、一時は全国大会の存在すら知らなかったという青山華依選手ですが、中学三年生の時には全国中学大会に出場しましたよ。
大阪高校時代に100m全国3位に
高校は大阪高校に進学、高校二年生だった2019年6月に日本選手権女子100mで3位入賞したことから一躍注目を集めました。一方で、インターハイでは1位を獲っておらず、「まだ両親には負けている」なんて語ったこともありましたよ。好成績が期待された高校三年生の年は2020年だったため新型コロナウイルスが流行してしまい、インターハイが中止になっていたのですね。
甲南大学に進学
高校卒業後は、「陸上競技の先輩が進学していたこと」「自宅から通学可能だったこと」「指導者の伊東浩司さんが信頼できる指導者だと聞いていたこと」から甲南大学に進学、2021年3月に行われた世界リレー選手権日本代表選考トライアルでは100m11秒56の記録を叩き出し、見事優勝を果たしました。この活躍をもって、2020東京オリンピック陸上女子4×100mリレーの日本代表に選ばれ、予選では1走を務めましたよ。2022年世界陸上競技選手権大会の女子4×100mリレーでも1走で走り、同大会で日本チームは予選7位敗退という結果ではあったものの、日本新記録の43秒33を樹立しましたよ。
【Voice】日本選手権女子4×100mリレー、甲南大初優勝(2022/10/02 @国立競技場) (youtube.com)」
2023年2月に怪我も、復活
2023年2月、ハードル練習中に左膝前十字靭帯断裂と内側半月板損傷の故障を発症、入院手術を受けたためにその年のシーズンをほぼ棒に振ることとなった青山華依選手。一時は「走るのが怖い」とまで思うようになりながらも、懸命にリハビリを続け、2023年11月3日に静岡で行われたエコパトラックゲームズで100m、及び4×100mリレーに出場。実に1年1ヶ月ぶりのレースを走りました。故障前と変わらない圧巻の走りを見せた青山華依選手は、本人も「すごくよかったと思います」と自身の走りを振り返りましたよ。パリ五輪出場に向け、ここから更に状態を上げていくことに期待したいですね。
最後に
今回は青山華依選手のプロフィールや経歴などについて紹介しました。
高い身長も優れたアスリートだった両親を持つ故でしょうか。両親の期待も背負って、青山華依選手にはこれからも活躍を続けてほしいです!