映画『黄泉がえり』はなぜ放送禁止に?理由を徹底調査!

映画『黄泉がえり』はなぜ放送禁止に?理由を徹底調査!

2003年に公開された映画「黄泉がえり」。3か月以上のロングラン大ヒットとなった名作だけに地上波の映画放送枠で放送されてもおかしくない作品ですが、現在は放送禁止という噂があります。

今回は「黄泉がえり」が放送禁止状態と言われる理由について紹介します。

目次

「黄泉がえり」が放送禁止状態と言われる理由は出演者の不祥事?

「黄泉がえり」が放送禁止状態と言われる理由は、ずばり出演者の不祥事にあるようです。映像作品が放送できない状態だと言われる理由は大抵これになりますよね。

本作の主演は当時大人気アイドルグループ「SMAP」のメンバーだった草なぎ剛さんです。草なぎ剛さんも確かに一度不祥事を起こして逮捕されています。ただ、草なぎ剛さんの件だけであれば「黄泉がえり」の放送禁止の噂は既に無くなっていたことでしょう。

他の出演者の中にも、不祥事を起こしてしまった人物がいるのですね。

山本圭一

「黄泉がえり」には山本圭一さんが出演していたのです。

山本圭一さんと言えば、加藤浩次さんとお笑いコンビ「極楽とんぼ」として活動、映画公開当時は「めちゃイケ」などで大活躍していたお笑い芸人です。

しかし、度々事件を起こしていたお騒がせタレントでもあり、映画公開を2ヶ月後に控えた2002年11月には大学の学園祭で下半身を露出。公然わいせつ罪容疑で書類送検されています。

2003年6月にはホステスから人工妊娠中絶を求められた旨を週刊誌に告発され、この件についても吉本興業が事実だと確認、騒ぎとなりました。

2006年に致命的な不祥事が

2006年7月には、未成年の女性と飲酒及び性行為を行うという不祥事が。強姦の疑いで書類送検、山本圭一さんは「合意はあった」とし、最終的に示談成立で不起訴処分となりました。しかし、警察署から任意聴取を受けた段階で吉本興業から専属マネジメント契約の解除を通告されました。

山本圭一さんは2016年に吉本興業に復帰、芸能活動も再開していますが、地上波などの表舞台で見る機会はまだまだ少ないという状況です。

伊勢谷友介

とはいえ、山本圭一さんの件は復帰まで含めて随分前の話ですし、これが放送禁止に影響しているかは微妙なところです。しかし、「黄泉がえり」には更に一人、不祥事を起こしてしまった出演者がいるのです。

それが伊勢谷友介さん。日本アカデミー賞で二度優秀助演男優賞を受賞した名優ですが、2020年に大麻取締法違反の容疑で逮捕されてしまいました。

復帰もつい最近の話

2020年9月に大麻取締法違反の容疑で逮捕され、最終的に懲役1年、執行猶予3年の判決が言い渡されました。

伊勢谷友介さんは2024年3月に公開された映画「ペナルティループ」に出演しています。2023年5月に同作へ出演することが発表、そのタイミングで撮影がクランクアップしており、これが俳優業復帰作となりました。

とはいえ、まだまだ復帰後のメディア露出も少なく、伊勢谷友介さんの存在がテレビ放送をする上でのネックになっている可能性はあります。

「黄泉がえり」とは

「黄泉がえり」とは、元は1999年に発表された梶尾真治さんの小説です。死んだはずの人が蘇ってくるという超常現象をベースに人々の絡み合いを描いた物語です。

映画では、草なぎ剛さんが主人公、竹内結子さんがヒロインを演じました。伊勢谷友介さんが演じたのは主人公とヒロインの幼馴染で、ヒロインの婚約者。しかし婚約後に海の事故で死亡しており、婚約者が黄泉がえらないことの意味に苦悩するヒロインや幼馴染を黄泉がえらそうと奔走する主人公などの姿が描かれます。

黄泉がえり | 映画 | WOWOWオンライン

最後に

今回は映画「黄泉がえり」が放送禁止の理由について調査しました。

原作者の梶尾真治さんは「この映画に出ていた人は呪われたように次々に警察沙汰になっていくなぁ」とSNSに投稿しています。物語が超常的な現象を扱うものなだけに、「呪いのツイート」として話題になったりもしたそうですよ。

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