ドラマ『八重の桜』はなぜ再放送できない？理由を徹底調査！

2025年1月9日

2013年に放送された大河ドラマ「八重の桜」。2011年の東日本大震災で心に傷を負った福島の方々に勇気を与えた作品としても評価されており、綾瀬はるかさんが主演を演じました。そんな八重の桜がなぜか再放送されていないということです。その理由は何なのでしょうか？今回は、八重の桜が再放送できない理由を徹底調査していきます。

ドラマ『八重の桜』とは

八重の桜は2013年1月から12月で放送された大河ドラマで、「幕末のジャンヌダルク」と呼ばれた女性・新島八重が主人公です。八重は会津藩士の砲術藩士を父に持ち会津戦争では男装をして明治政府軍をスペンサー銃で銃撃するなど、特異で波乱万丈な人生を送りました。2014年の国際エミー賞テレビドラマ部門にノミネートされ、高い評価を得た作品となっています。

八重の桜はこれまでに再放送していない？

高い評価を受けていることがわかった八重の桜ですが、これまでに再放送されていないのか確認したところ、一度も再放送されていないことが判明。キャスト陣も綾瀬はるかさんや西島秀俊さん、長谷川博己さんなど主役級なのですが、再放送されない理由については次項で紹介していきます。

ドラマ『八重の桜』が再放送できない理由

では、八重の桜が再放送できない理由を紹介していきます。

キャストの逮捕

明石博高役を演じた俳優の橋爪遼さんが、2017年に覚醒剤取締役法で逮捕されました。橋爪遼さんの父親と言えばベテラン俳優の橋爪功さんです。二世俳優が逮捕されたことで当時は大きく報道されました。彼が出演したことにより、作品のイメージが悪くなっただけではなく、薬物での逮捕ということで再放送が倫理的に問題視されたと考えられます。また、逮捕後、出演シーンを再編集する必要があるため、再放送のコストや手間が増加するのも再放送を妨げる原因と言えるでしょう。

視聴率低迷

どんなドラマでも同じことですが、最近では視聴率が注目されています。八重の桜の視聴率は歴代大河ドラマの中でも低い結果となり、再放送が難しい理由となっているのではないでしょうか。物語の進行が遅く、歴史的背景や人物描写に重点が置かれているため、一部の視聴者からは「物足りない」という声があがりました。また登場人物が多く、それぞれの役割がわかりにくかったことも視聴者の混乱を招きました。

著作権や権利関係

八重の桜には多くの出演者が関わっており、全てのキャストの肖像権や契約に関する問題が再放送に影響を与えているのではないかと言われています。また音楽や特定の映像に関する権利が複雑であり、再放送に必要な許諾を得ることが難しい可能性があります。

八重の桜は動画配信している？

八重の桜は再放送されていませんが、U-NEXTとAmazonプライムビデオで配信されています。ただし、U-NEXTは課金をしないと視聴できず、Amazonプライムビデオでは「NHKオンデマンド」に加入しないと視聴することはできません。どうしても八重の桜を視聴したい方は上記2つのオンラインサービスを利用してください。