2006年に日本テレビ系で放送されたドラマ「マイボスマイヒーロー」。平均視聴率19.1%を記録したヒットドラマでしたが、現在再放送は難しい状況だと言われています。
今回はマイボスマイヒーローが再放送できないと言われる理由について紹介します。
マイボスマイヒーローの再放送ができない理由は出演者の都合?
ドラマの再放送ができない状況だと言われる場合、その理由は大抵出演者側の都合となっています。マイボスマイヒーローの場合も例外ではありません。同作は長瀬智也さん主演、手越祐也さんや新垣結衣さん、村川絵梨さんに市村正親さん、田中聖さんなどが出演していました。
田中聖に逮捕歴あり
出演者の一人、田中聖さんは、ドラマ放送当時にジャニーズの人気アイドルグループ「KAT-TUN」のメンバーとして活躍していました。しかし2013年に「度重なるルール違反行為」を理由に契約解除。後に逮捕もされています。
2017年に大麻所持の現行犯で大麻取締法違反により逮捕、この時は最終的に証拠不十分で不起訴処分になりましたが、2022年には覚醒剤取締法違反で逮捕されてしまいました。こちらでは最終的に懲役1年8ヶ月、執行猶予3年を言い渡されました。
不祥事は枚挙に暇がない
2022年6月20日に懲役1年8ヶ月、執行猶予3年を言い渡された田中聖さんはその9日後に覚醒剤所持の現行犯で逮捕。そこから更に一月経たずに覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで再逮捕されました。
2022年11月29日には知人女性から現金を脅し取った恐喝の疑いで逮捕され、これがなんと6度目の逮捕だったそうです。
田中聖さんの場合は現在進行系で不祥事を起こし続けているという印象があり、それだけに過去の出演ドラマの再放送は難しいのかもしれませんね。
ジャニーズタレントが多く出演
ジャニーズ事務所に所属していたタレントが出演しているドラマについては、再放送の際の権利問題がややこしいという噂があります。ジャニーズ事務所は権利問題に厳しい傾向があったと言われているのですね。
実際には、ジャニーズ事務所に所属していたタレントが出演しているドラマが全く再放送されなかったというわけではありません。実際に、マイボスマイヒーローも2007年頃には再放送もされていたそうです。
所属事務所が変わったため、権利問題がややこしい
ただ、ドラマの再放送の際にはキャストが所属する事務所の許可などが必要になるとも言われており、キャストの出演時と現在の事務所が異なると少々ややこしいのです。
マイボスマイヒーローの場合は、主演の長瀬智也さんからしてかつてはジャニーズで活動。前述の田中聖さん、更に手越祐也さんもジャニーズのタレントでした。ジャニーズ事務所は現在形を変えており、権利問題がややこしくなっています。
三名とも2023年以前にジャニーズを退所
ジャニーズ事務所が形を変えることとなったのは2023年のことです。しかしマイボスマイヒーローに出演した三人は、全員それ以前に事務所を退所しており、現在もジャニーズ関連の事務所に所属しているという訳ではありません。
長瀬智也さんは2021年に、手越祐也さんは2020年に、田中聖さんは2009年に退所しています。田中聖さんの一件だけでも再放送されない理由としては十分ですが、ここまで条件が重なると、やはりマイボスマイヒーロー は日本テレビ側が積極的に再放送したいドラマではないのでしょう。
ヤクザ物の設定が現在の放送倫理に引っかかる?
マイボスマイヒーローはヤクザの組長を父に持つ27歳の主人公が、弱点である頭の悪さを改善するために高校卒業を命じられるという物語です。ヤクザを主人公とする設定が近年の厳しくなったコンプライアンスに引っかかっているのかもしれませんね。
マイ☆ボス マイ☆ヒーロー|日本テレビ (ntv.co.jp)
最後に
今回はマイボスマイヒーローが再放送できないとされる理由について紹介しました。TOKIOの代表曲の一つ、「宙船」はマイボスマイヒーローの主題歌に起用されていました。ドラマのヒットが曲のヒットにも影響したのかもしれませんね。