2023年のブダペスト世界陸上でも躍動、日本を代表する女子陸上選手の一人である田中祐美選手。これから更なる飛躍が期待される、注目のハードル走選手ですよ!
今回は田中佑美選手のプロフィールや経歴などを紹介します。
田中佑美のプロフィール
- 名前 田中 佑美(たなか ゆみ)
- 生年月日 1998年12月15日
- 年齢 24歳(2023年11月現在)
- 出身地 大阪府
身長は約172cm、4歳の頃からクラシックバレエを習っており、体がとても柔軟な田中佑美選手。その柔軟さはハードル走にも活かされており、部活の顧問の先生にバレエをしていたことを明かしたのがハードル走を始めるきっかけになったそうです。また、小学生の頃から宝塚歌劇団に入るのが夢で、高校生になって宝塚音楽学校の願書を手に入れるというところまで、宝塚への夢は持ち続けていたそうですよ。
田中佑美の経歴
中学1年生で陸上に出会う
中学1年生の時に陸上部に入部した田中佑美選手。当時はまだバレエをしており、「木曜日と日曜日が休み」だった陸上部ならそちらとの両立もしやすいだろうと考えたそうです。当初は高跳びに興味があったものの、顧問の先生からハードルを勧められ、中学2年生の時に全日本中学校通信陸上競技大阪大会に出場。中学3年生のときには全国中学校陸上競技選手権大会の標準記録を突破するなど、結果を残すようになりました。
インターハイ優勝を機に、陸上で生きていく決心をする
関西大学第一中学を経て関西大学第一高校に進学した田中佑美選手。比較的緩めのクラブだった中学と違い、高校の陸上部はすごく厳しく、田中佑美選手は「続ける気はさらさらなかった」そうですが、中学時代からのライバルが陸上を続けると言ったために「負けたくない」と自身も続けることに。その結果、2年生、3年生でインターハイを連覇、この連覇で「陸上で生きていく」という選択肢が出てきたそうです。
立命館大学で陸上に打ち込む
高校時代の合宿で立命館大学の浅見公博コーチにお世話になったことから、立命館大学へ進学することを決めた田中佑美選手。高校時代は陸上部の部員も少なかったそうですが、大学で「誰かと協力したり、誰かのことを考えて走る」という感覚を初めて感じたそうですよ。チーム意識が芽生え、2020年には主将も務めていました。大学時代には関西インカレ4連覇、全日本インカレ優勝、2019年8月に100mハードル学生歴代2位の13秒18を記録するなどの活躍を見せましたよ。
富士通に所属し世界陸上にも出場
大学卒業後は富士通に所属、2023年のブダペスト世界陸上では女子100mハードルの日本代表の一員にもなりました。10月に行われた第19回アジア大会では女子100mハードルで13秒04の記録を残しましたよ。同レースでは上位のランナー一人が失格判定となり、銅メダルを獲得しました。現在の自己ベストは2023年5月に残した、歴代日本4位の12秒89。「まだ出場したことがないので」と、五輪への出場を目標としていますよ!
【陸上】田中佑美が100mH“繰り上がり”銅!スタートやり直しの中で自分の走り貫く/アジア大会(月刊陸上競技) – Yahoo!ニュース
田中佑美 恋人は?
美人アスリートとして話題になることも多い田中佑美選手。気になるのは恋人の有無ですよね。ただ、田中佑美選手について今のところ恋人の存在が報道されたといったことはない模様。24歳ですから恋人がいてもおかしくありませんが、今のところは不明です。五輪などの世界大会を目標として邁進されている田中佑美選手。今はプライベートよりも陸上最優先なのかもしれませんね。
趣味はサイクリング?
大学時代のインタビューの中で、オフの日の一日のスケジュールを聞かれた田中佑美選手。そちらでは、13時半から16時までを「一人サイクリング」で過ごすとされていました。2ヶ月に一度ほど、電動自転車にのって草津などに遊びに行かれていたそうですよ。他にはわらび餅などのお菓子を作るのも好きなのだとか。友達はいるものの、自分から誘うことはあまりなく、オフは一人で過ごす事が多かったそうです。
最後に
今回は田中佑美選手のプロフィールや経歴について紹介しました。
日本記録の更新などにも期待がかかる田中佑美選手。これからの活躍にも要注目ですよ!