【動物園】『旭山動物園』の魅力は?基本情報や見どころも紹介

【動物園】『旭山動物園』の魅力は?基本情報や見どころも紹介

夏休みなどの長期休みや休日にはレジャー施設に遊びに行きたいという人も多いのではないでしょうか。そんな方にお勧めなのが「旭山動物園」です!

今回は旭山動物園の見どころなどについて紹介しますよ!

目次

旭山動物園とは

旭川市旭山動物園は、北海道旭川市東旭川町倉沼にある旭川市運営の動物園です。1967年7月1日開園、55年以上にわたって愛されている動物園ですよ。北海道を代表する観光地の一つであり、令和元年の来園者数は約138万人。過去には動物園として日本一の月間入園者数を記録したこともありました。

旭川駅から約11.3キロ、約40分という所に位置し、札幌駅からは電車、バスを利用して2時間10分ほどかかりますよ。

旭山動物園 見どころ

国内でも有数の人気動物園である旭山動物園。ここでは旭山動物園の見どころを紹介していきますよ。

命を伝える「行動展示」

「伝えるのは、命」をテーマとする旭山動物園。動物たちの行動や生活を見せる「行動展示」を導入したことで注目を集めた動物園です。

ペンギンのプールに水中トンネルを設けたり、ライオンやトラが自然に近い環境の中を自由に動き回れるようにするなど、動物たちが動いたり、泳いだり、飛ぶ姿を間近で見ることが出来ますよ。食事時間は「もぐもぐタイム」として来園者も楽しむことが出来ます。

行動展示の元祖的な動物園ということもあり、非常に見ごたえのある造りになっています。

積雪時のペンギンの散歩が人気

冬、雪が積もっている時期にはペンギンが雪の上を散歩する人気イベントが開催されますよ。元々は冬のペンギンの運動不足を解消する目的で始められたイベントで、環境エンリッチメント(飼育動物の正常な行動の多様性を引き出し、異常行動を減らして動物の福祉と健康を改善するために、飼育環境に対して行われる工夫)として行なわれています。

旭山動物園でも、やはりペンギンは人気者なのですね。

異なる動物を一緒に飼育する「混合展示」

旭山動物園には「あざらし館」「トナカイ舎」など、動物ごとに非常に多くの展示施設がもうけられています。そんな中で、ゴマフアザラシとオジロワシ、ニホンザルとニホンイノシシといった異なる動物を同じ場所に飼育する「混合展示」も行なっていますよ。

混合展示には動物同士のストレス解消などの狙いがあるのだとか。来園者からすると、異なる動物の珍しい交流シーンを見られるのが嬉しいですね。

動物の生態を学べる「手書き看板」

旭山動物園は教育活動も盛んに行っています。動物展示においても、動物の生態を知ることができる手書き看板が評判ですよ!動物の「ココを見てほしい」「ココを知って欲しい」という情報が記された手書き看板は、飼育員さんの愛情が感じられる暖かい作りになっています!

他にも飼育員さんが直接動物について解説してくれる「ワンポイントアドバイス」など、動物たちのことを楽しく学ぶことができますよ。

ダイナミックな姿を楽しめる「ほっきょくぐま館」

巨大プールと檻の無い放飼場「シールズアイ」の2か所の展示場所がある「ほっきょくぐま館」。

プールではホッキョクグマのダイナミックな飛び込みや泳ぐ姿を観察することが出来ますよ。一方、「シールズアイ」は「アザラシの視点からホッキョクグマを観察する」というコンセプトになっており、こちらもとてもダイナミック!

旭山動物園は寒冷地域に生息する動物の飼育繁殖に実績があり、ホッキョクグマの飼育下での自然繁殖に国内で初めて成功したことでも有名です。

人と動物が触れ合える「こども牧場」

「こども牧場」という施設では、カイウサギ、モルモット、ハムスター、イヌ、ヤギ、ヒツジ、ブタといった動物が飼育されています。旭山動物園では唯一の動物と触れ合える施設となっており、ウサギやモルモットのふれあいでは動物の体温やにおいを体験できるなど、色々な発見ができますよ。

地元の素晴らしさを全面アピール!「北海道産動物舎」

「北海道産動物舎」にはキタキツネ、エゾタヌキ、エゾリスなどなど、北海道に生息する動物たちが多数展示されていますよ。自然の樹木を取り込んだバードケージなど、北海道の森に入って動物を観察する雰囲気が作り出されています。

北海道の本質的な豊かさを実感できる施設となっており、またアライグマとエゾタヌキ、ホンドテンとエゾクロテンを比較展示するなど、外来種問題について考えていく施設でもありますよ。

思い出を懐かしむ「旭山動物園号ひろば」

「旭山動物園号ひろば」では、2018年3月末に終了した「JR旭山動物園号」を懐かしむことができる展示を楽しむことができます。「走る絵本」と呼ばれた旭山動物園号の世界観が再現されており、旭山動物園号の先頭車を模した記念撮影コーナーや旭山動物園号Nゲージのジオラマ、キッズコーナーなどが設置されていますよ。

「夜の動物園」も要チェック!

開園時間は、2023年では、4月29日から10月15日は午後9時半〜午後5時15分、それ以外の時期はもう少し短くなっています。ただ、お盆の期間(2023年の場合は8月10日〜8月16日)は「夜の動物園」と称されるイベントが行われ、午後9時まで開園時間を延長し普段は見られない夜の動物の姿を楽しむことができます。「夜の動物園」の期間は非常に短い、とても貴重なイベントですので、興味のある方は今から予定を立ててみてくださいね!

最後に

今回は旭山動物園の魅力について紹介しました。

北海道の魅力と動物たちの魅力を共に味わうことが出来る旭山動物園。皆さんも是非一度訪れてみてくださいね!

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