ドイツやスペインといった強豪国を倒し、日本でも熱狂的な盛り上がりを見せたサッカーワールドカップ。そのワールドカップで素晴らしい活躍を見せた鎌田大地選手の今後の活躍に日本中が期待しています。
今回は、そんな鎌田大地選手の幼少期からの生い立ちや経歴・移籍情報について調べてみました。
鎌田大地（かまだだいち）選手の生い立ち
- 生年月日：1996年8月5日
- 年齢：26歳
- 出身地：愛知県伊予市
- 身長：184cm
- 体重：76kg
- 血液型：B型
- 所属：アイントラハト・フランクフルト
- ポジション：MF
- 利き足：右足
- 背番号：15
鎌田選手は「キッズFC」でサッカーを始めました。その後、U13 Jリーグ選抜に選出されると韓国戦に出場しました。
鎌田大地（かまだだいち）選手の経歴
ガンバ大阪ジュニアユース時代
中学校からは、ガンバ大阪のジュニアユースに入団しました。ただ、鎌田選手のトップ下のポジションは激戦区であり、なかなかフルで出場することができませんでした。加えて、守備面などでの物足りなさから、そのままユースへ昇格することはできませんでした。
東山高校時代
高校は、サッカーの名門である東山高校に進学した、鎌田選手。3年時には高円宮杯プレミアリーグウエストでMFながら得点ランキング4位となる10得点を挙げ、存在感を示しました。その活躍もあり、2014年11月にはサガン鳥栖への入団が内定しました。
サガン鳥栖時代
2015年にサガン鳥栖に入団した鎌田選手のJ1リーグ戦初出場は、5月の松本山雅FC戦でした。その試合では、プロ初ゴールを決める活躍を見せています。
その後もサガン鳥栖で活躍をつづけ、移籍前のサガン鳥栖でのラストゲームとなる2017年6月25日の浦和レッズ戦では先制点をアシストする活躍を見せて、勝利に貢献しました。
フランクフルト時代
2017年6月に、2021年までの4年契約でブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトに完全移籍することが決定しました。8月には移籍後初出場を果たしましたが、自身の不調もあり、そのシーズンはわずか3試合の出場にとどまりました。
シント=トロイデン時代
2018年8月31日に鎌田選手は構想外となり、ベルギー1部リーグのシント=トロイデンにレンタル移籍することが発表されました。9月に移籍後初ゴールを決めると、その後も得点を重ねて結果的にシーズンを通して2桁得点を決めました。
フランクフルト時代②
シント=トロイデンでの活躍も光り、フランクフルトに復帰した鎌田選手。2019年8月にはフランクフルト加入後、初得点を決めました。また11月にはUEFAヨーロッパリーグのアーセナル戦で2ゴールを決める活躍を見せてチームの勝利に大きく貢献しました。また12月のヴィトーリアSC戦では、2戦連続となるゴールを獲得するなど活躍を続けます。
翌年2月に行われたヨーロッパリーグの決勝トーナメント1回戦ではレッドブル・ザルツブルグを相手に、鎌田選手は自身のキャリア初となるハットトリックを達成し、ヨーロッパ中に存在感を示しました。
2020年シーズンも変わらず活躍をつづけ、ドルトムントやバイエルンといった強豪チーム相手にもゴールを決め、チームを勝利に導いていきました。翌2021-2022シーズンは、ヨーロッパリーグ準決勝で決勝ゴールを決めて勝利に貢献。決勝戦のPK戦では3人目のキッカーとしてPKを成功させ、クラブの42年ぶりとなるヨーロッパリーグ優勝に貢献しました。
2022年もチームの中心選手として活躍し、欧州CLでも得点を挙げ続けてチーム史上初のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出に大きく貢献しました。
鎌田大地（かまだだいち）選手の日本代表での活躍
2016年にトゥーロン国際大会へのU-23日本代表に選出され、トップ下の役割を担いました。
2019年にはサッカー日本代表に初召集されてコロンビア戦で初出場、10月のワールドカップアジア二次予選のモンゴル戦で初得点を決めました。
ワールドカップ前の2022年6月に行われたパラグアイ戦では、1ゴール1アシストの活躍。カタールワールドカップでは全試合に出場し、チームのベスト16進出に大きく貢献してくれました。
鎌田大地（かまだだいち）選手のプレースタイル
前述したように、MFながらに多くの得点を挙げている鎌田選手。プレースタイルとしては豊富な運動量を誇り、相手選手をおびき寄せて味方がフリーになる状況を作り出すといったようなクレバーな戦い方を得意としています。
最後に
ここまで見てきたように、ユースからトップチームに昇格できなかったりと苦労も多かった鎌田選手。しかし、類稀なる努力と思考で今では世界を舞台に活躍を続けています。ワールドカップでの活躍により、バルセロナなどビッグクラブへの移籍もささやかれている鎌田選手が今後どのような道を選んでいくのか楽しみですね！
