元々アベレージゴルファー(一般的なレベルのゴルファーのこと)である父親の影響で自身もゴルフを始めたという岩井千怜選手。どうやら、同じゴルフ界に存在する岩井明愛選手は、岩井千怜選手の二卵性双生児の相方にあたるそうです。2024年は、優勝の結果を5月、6月、10月とコンスタントに残しています。そんな多数の若手選手の中でも、トップレベルで活躍している彼女たちですが、今回はそんな二人に焦点を当てていきたいと思います。見た目・声・表情がそっくりで普段から姉妹仲のいい岩井ツインズですが、どちらが姉なのか、出身大学、また姉妹ならではのエピソードについて紹介します。
岩井千怜と明愛はどっちが姉?
まず、姉はどちらなのかということですが、岩井明愛選手がお姉さんのようです。二人は、外見もかなり似ているのですが、二卵性双生児として生まれたようです。姉である岩井明愛さんは短髪でボーイッシュな印象、妹の千怜さんはロングヘアで可愛らしい印象があるので顔はかなり似ていますが、見分けは付きやすいかと思います。見た目だけではなく、声や表情も似ている二人ということで、家でもゴルフ場でもかなりの時間を二人で過ごしたのだと思います。
岩井姉妹の大学はどこ?
岩井ツインズは、二人そろって埼玉県にある武蔵丘短期大学を卒業しています。武蔵丘短期大学の特色としては、健康づくりと栄養に関わる指導者を育成するためのカリキュラムがあります。またゴルフだけでなく、サッカーやバレーボールなどの部活動にも力を入れており、これまでにも多数の選手を有力のチームへと輩出させています。2023年3月は、岩井姉妹の卒業の年でしたが、卒業式当日は大会のために参加することができませんでした。しかし短大側の配慮で、別日に二人だけの卒業式を開いたこともありました。
姉妹エピソード①双子同時合格
2021年のまだ岩井ツインズが短大在学中の時に行われた、日本女子プロ協会の20年度最終プロテストの最終ラウンドにて、史上3組目となる双子同時合格を果たしました。これまでに、1991年に本山恵子・裕子選手、また2010年には池内絵梨藻・真梨藻選手が双子同時合格を記録に収めています。当時のインタビューでは、妹の千怜選手は、「見てくれている人が笑顔になれる選手になって、双子でゴルフ界を引っ張っていけるように頑張りたい」と決意を語っていました。
姉妹エピソード②親孝行姉妹
2024年5月の母の日には、妹の千怜選手がRKB×三井松島レディスにて優勝の座を勝ち取り、その後6月に開催された国内ツアー・ニチレイレディスでは、父の日に姉の明愛選手が優勝を記録しました。彼女たちの活躍に、お父さんは「僕も家内も世界一幸せです」と喜んでいたそうです。二人は、お揃いのリストバンドをつけてプレーしており、6月に明愛選手が優勝した際は、父の日をイメージして黄色のリストバンドをつけていたそうです。普段から応援してくれているお父さんへの感謝の一球が、恩返しの優勝に結ばれたエピソードが心温まりますね。
まとめ
今回はプロゴルファーである岩井千怜・明愛選手の出身大学やどちらが姉なのか、また姉妹エピソードをいくつかご紹介しました。2024年の夏に開催されたパリオリンピックでも、ゴルフ競技は世界中を沸かす熱戦が繰り広げられました。残念ながら、岩井選手の姿を目にすることはできませんでしたが、パリオリンピック出場までも遠くはなかったかと思われます。4年後に迫るロサンゼルスオリンピックでは、出場権を勝ち取って世界中に笑顔を振りまいてほしいですね。実は、岩井ツインズは高校も一緒なので、どうやら生後から現在までずっと一緒に過ごしています。そんな彼女たちの今後の活躍に期待です。