新500硬貨発行はいつ?発行の理由と必要性は?気になるデザインやサイズを検証!

麻生太郎財務相は27日の閣議後の記者会見で、新500円硬貨を発行する時期は今年の令和3年11月ころになると発表しました。

財務省によりますと、平成31年4月9日に報道発表した新しい五百円貨幣についての図柄等を定めた内容として、目途としていた2021年(令和3)年度上期をコロナウイルス感染症の影響で事業者の機器改修などが遅れ、発行を延期すると1月に公表していました。

財務省国庫課は改めてATMや券売機などの機器の改修状況を聞き取り、残り半年程度で事業者の対応が可能だと判断しました。

ATMは8〜9割、鉄道各社の券売機は7〜8割が新硬貨に対応可能な改修が終えたという。

残る機器の改修も半年程度でほぼ終わる見通しがたったため、11月から発行を決めた。

目次

新500円硬貨(イメージ)

(表面)                        (裏面)

500_obverse_0122.jpg

500_reverse_0122.jpg

 

 

 

 

 

 

 

出典:財務省ウェブサイトhttps://www.mof.go.jp/currency/coin/commemorative_coin/postal_150/20210122.html

コチラが新500円硬貨のイメージ。表面が2色となる新たな偽造防止技術を用いられています。

新500円硬貨 発行

「2021年11月に発行」と発表されています。

新500円硬貨 発行の理由と必要性

500円硬貨はすでにATMを通過してしまう偽造硬貨が発見されている。

硬貨は金属でできているため、通常は何十年もの使用に耐えうるが、使われていくうちに汚れが付着し、偽造を見分けにくくなる面がある。

自動販売機などには、偽造硬貨を見分けるためのせんさーが設置されているが、感度を上げると単に汚れただけの硬貨もはじいてしまうし、感度を下げると偽造硬貨を見逃してしまう。

一般的な硬貨は市場を流通し、日本銀行に戻ってきても再び流通させるが、500円硬貨は回収し、溶かして新しい500円硬貨として、製造しなおしている。

これには大きなコストがかかるため、偽造抵抗力を向上させる目的で500円硬貨も変更を行うこととしたもの。

引用元:財務省/広報誌「ファイナンス」 より

新500硬貨 デザイン

新500円硬貨は、様々な偽造防止技術が施されています!

新たな偽造防止技術について(新しい五百円貨幣)

1・素材に新規技術であるバイカラー・クラッド(二色三層構造)を導入

bicolorclad_0122.jpg

2・貨幣の縁に、新たに「異形(いけい)斜めギザ」を導入

bicolorclad_side_0122.jpg

斜めギザの一部を他のギザとは異なる形状にしたもので、通常貨幣(大量生産貨幣)への採用は世界初。

3・貨幣の縁の内側に、新たに微細文字を加工

 

500_bicolorclad_0122.jpg

出典:財務省ウェブサイトhttps://www.mof.go.jp/currency/coin/commemorative_coin/postal_150/20210122.html

新500硬貨 サイズ

サイズに関しては・・・

  • 直径:26.5ミリメートル
  • 厚さ:約1.8ミリメートル
  • 重さ:7.1グラム

現行の500円硬貨のサイズは・・・

  • 直径:26.5ミリメートル
  • 厚さ:約1.8ミリメートル
  • 重さ:7.0グラム

新500円硬貨 発行枚数

2021年度は約2億枚発行する予定です。

新500円硬貨 まとめ

新500円硬貨の発行は2021年の11月に決まりました!

理由は、現行の500円硬貨はすでにATMを通過してしまうほどの精巧な偽造硬貨が発見されていると共に流通を繰り返す硬貨は一定期間で回収・再製造行います。そこには大きなコストがかかるため、偽造抵抗力を向上させる目的で500円硬貨も変更を行うこととしました。

Newデザインには、様々な偽造防止技術が施されています!

サイズは、直径:26.5ミリメートル・厚さ:約1.8ミリメートル・重さ:7.1グラムです。

現行の500円硬貨とは、重さが約0.1グラムしか変わりませんが3層構造や斜めギザにする事で、仮に偽造出来たとしても大量生産が難しくなるそうです!

今から2021年11月の発行がとても楽しみでなりません♪

 

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