もののけ姫のアシタカがカヤのネックレスをサンにあげたのは恋人になったから!

もののけ姫でアシタカが村を出なけれなならなくなったのは

村を襲ってきた祟り神を倒した代わりに祟り神の呪が右腕に取りついだからです。

村の巫女でもあるひい様に「西に行けば呪を解く方法があるかも」と言われ、まげを切って国をでます。

村を去る時にカヤは「いつもカヤは兄様を思っています」と玉の小刀のネックレスを渡します。

しかしアシタカはのちにサンにそれをあげてしまう。

カヤが大切な人を思って渡したお守りを他の女にあげるなんてひどいと思いませんか?

[char no=”9″ char=”お姉さん”]カヤが可愛そう、この部分納得できない![/char]

 

なぜアシタカはサンにカヤからもらった玉の小刀ネックレスをあげたのか?

アシタカがカヤにもらったお守りの玉のネックレスをサンにあげた理由を、宮崎監督自身が「男ってそんなもの」と石田ゆり子さんに答えたそうですが納得できない、したくない気持ちがあります。

カヤにとっては操の証の玉の小刀のネックレスですからね。

他の女にはあげてほしくなかった。

ちょっとモヤっとしますがやっぱりアシタカはかっこいい!

 

アシタカとカヤの関係

アシタカはひいさまから『アシタカヒコ』と呼ばれていました。

『ヒコ』とつくの古代の王子の呼び名です。

カヤはアシタカを兄様と呼んでいますが、血縁関係のある兄妹ではありません。

目上の親しい男性を兄様と呼ぶのは現代でもあることです。

 

明かりのない縄文時代に夜に逢うということは、それなりの関係(大人の関係)だったと言えます。

なのでカヤはアシタカの婚約者だろうと思われます。

カヤはアシタカを見送る時に貴重な黒曜石の小刀を、『変わらぬ心の証・旅のお守り』としてアシタカに渡します。

カヤは生涯独身だったのか?

[char no=”9″ char=”お姉さん”]「ずっと兄様を思い続ける」カヤは未婚のまま?[/char]

アシタカは国の王族なので、子孫がいないと血統が途切れてしまうのでカヤはすでにアシタカの子供を妊娠していたのではないかと思われます。

ひい様もカヤの妊娠を知っていたので呪を受けたアシタカを国から追放したのでしょう。

カヤはアシタカの子供を産み、育てていく。というのが裏ストーリーと思われます。

カヤは王子の母になるので、アシタカ以外との結婚となるとややこしくなりますね。

アシタカがカヤと別れる時の心情は?

悲しそうなカヤに対してそれほど悲しそうではないように見えるアシタカ。

アシタカはカヤに対しての気持ちはどうなの?

生まれ育った村にもう帰れないのに、なぜ平気そうなの?

アシカタはひい様に村を出ろと言われた時も無表情、髷を切る時も無表情です。

アシタカはカヤとの別れでは微笑みさえ浮かべています

アシタカの心の中では、助けた村から出される不条理・怒りやりきれなさがあります

がカヤに心配をかけたくない思いから、それらを押し殺し無理に笑顔でカヤと別れ国を出ました。

それは宮崎監督が映画を作っている最中に司馬遼太郎さんと対談し司馬遼太郎さんが「人間の弱音を吐くのは弱虫なんだ」とのことばに感銘を受け弱音を吐かないヒーローとしてアシタカを描いたそうです。

 

[char no=”9″ char=”子供1″]笑顔で旅立つからうれしいのかと思ったけど

本心は辛くて苦しかったんだね。

アシタカの悲しさがわかってよかった![/char] [ad4]

アシタカとサンは恋人同士

アシカタはカヤのもらったお守りのペンダントをサンにあげてしまいます。

大切なネックレスをあげるのですから、サンともカヤとの絆以上のものを作り上げたと思います。

アシタカとカヤの関係を見ていきましょう

アシタカとサンの出会いの場面で「我が名はアシタカ!」とすくっと立ち上がるアシタカがかっこいい

 

サンは人間の捨て子で、人間を恨んでいることを告げられるアシタカ

親に捨てられ山犬として生きてきた、サンの怒りを受けとめるアシタカ

サンの表情に着目!柔らかく乙女の表情で、アシタカに好意をもっているのがわかります。

アシタカとサンの密着している場面

サンの表情からもアシタカを信頼しているのがわかる。

アシタカとサンが大人の関係になったと言われている場面。

親密な関係に見える場面、サンは野生で生きてきたので安心していないとこんな無防備にな寝姿にはならない

アシタカとサンの表情でなんとなくの距離感

タタラ場で生きて行くアシタカのプロポーズに答えるサン

生活する場所は別でも一緒に生きる宣言をするアシタカとサン

 

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まとめ

なぜアシタカはサンにカヤからもらった玉の小刀をサンあげたのか?

アシタカのカヤも好きだけど、サンも好き!という気持ちなんですね。

アシタカは呪が解けたのでカヤのいる国に帰ったのか?

サンはつれて行くのか?そのあたりはそれぞれが想像するところで余韻を残しているのでしょう。

王族だし一夫多妻もあり得る時代なので、今の時代の価値観でアシタカを浮気者ということはできないということです。