【サッカー】日本代表・三苫薫のwiki的プロフィール!経歴や移籍情報

2022年のカタールワールドカップでは「三苫の1ミリ」など強烈なプレーで世界中のサッカーファンの印象に残った三苫薫選手。現在はイングランドのプレミアリーグでプレーしています。

今回は三苫薫選手のプロフィールや経歴について紹介します。

三苫薫のプロフィール

  • 名前:三苫薫(みとまかおる)
  • 生年月日:1997年5月20日
  • 年齢:25歳(2023年1月現在)
  • 出身地:神奈川県川崎市宮前区
  • 出身大学:筑波大学体育専門学郡

三苫薫の経歴

川崎フロンターレの下部組織でプレー

三苫薫選手がサッカーを始めたのは小学生時代。兄の影響でサッカーを始め、小学校のグラウンドで活動していたサッカークラブ「さぎぬまSC」に入りました。

その後三苫薫選手は川崎フロンターレU-10に加入、以後高校卒業まで川崎フロンターレの下部組織でプレーを続けます。当時から三苫薫選手は高い実力を持っており、トップチームへの昇格も打診されていたのだとか。しかし「プロで活躍できる確信が持てなかった」という理由から、三苫薫選手はスポーツ推薦で筑波大学体育専門学群への進学を決めました。

大学サッカーでも活躍

大学二年生だった2017年8月、ユニバーシアード日本代表に選出された三苫薫選手。台北で行われた2017年夏季ユニバーシアードでは金メダル獲得に貢献しました。

2017年9月には川崎フロンターレの特別指定選手に承認され、選手登録。2018年7月という早い時期に「2020年シーズンから川崎への加入内定」が発表され、2018年、2019年も川崎フロンターレの特別指定選手として登録されていましたよ。

2020年、川崎フロンターレに入団

2018年の発表通り、三苫薫選手は2020年に川崎フロンターレに入団します。2月22日の開幕戦から途中交代で出場しJ1デビュー、7月26日の試合では湘南ベルマーレ戦でプロ入り初ゴールを記録すると、同試合から公式戦5試合連続でゴールを記録しました。10月14日に行われた試合で、新人としては史上5人目となる2桁得点を記録、同年のベストイレブンにも選ばれました。

同年の川崎フロンターレは、J1リーグと天皇杯で2冠達成を果たしています。勿論、三苫薫選手の貢献度は大きいものでした。

2021年、ベルギーサッカートップリーグでプレー

東京オリンピックが終わった2021年8月10日、三苫薫選手はイングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに完全移籍を果たしました。移籍金はJリーグから海外に渡ったケースとしては史上最高額の推定300万ユーロ、約3億9000万円でした。

ところが三苫薫選手にはそれまでA代表経験がなく、イギリスの労働許可証が発給されなかったのだとか。そのためベルギー・ファースト・ディビジョンA所属のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ期限付き移籍となりました。

2022年、ブライトン復帰

海外移籍から約一年経過した2022年の夏に所属元のブライトンに復帰し、7月16日のプレシーズンマッチの試合でデビューを果たしました。デビュー戦では後半開始から出場し、なんとデビュー20分でゴールを決めましたよ。

8月13日にはプレミアデビューを果たし、2023年1月には二週間連続で週刊ベストイレブンに輝くなど躍動しています。

三苫薫の日本代表での経歴

大学時代から日本代表で活躍

三苫薫選手が初めて日本代表入りしたのは2017年、20歳の年でした。大学生の代表チームであるユニバーシアードやU-20日本代表のM-150カップに選出。2018年にはU-21日本代表として「トゥーロン国際大会」や「アジア競技大会」に出場。2019年にはユニバーシアードや全日本大学選抜「デンソーカップサッカー」、U-22日本代表の「キリンチャレンジカップ」などに出場しましたよ。

東京オリンピックにも出場

2021年の三苫薫選手は東京オリンピック2021のU-24日本代表に選出され、出場。メキシコとの3位決定戦では一点を返すゴールを決めたものの、チームは1-3で破れ4位に終わりました。

日本代表トップチームへの召集は2021年に行われたFIFAワールドカップアジア3次予選が初めて。2022年3月に行われたアウェーのオーストラリア戦では途中出場から決勝点を含む2得点を記録し、ワールドカップ出場に貢献しましたよ。

ワールドカップ本戦でも大活躍

2022年11月より行われた2022カタールワールドカップでは全4試合でスタメン出場こそなかったものの、全ての試合で途中から出場、活躍しました。

決勝トーナメント出場がかかったグループステージ最終戦のスペイン戦では、逆転及び決勝点となる田中碧選手のシュートにつなぐアシストを記録しました。元々は三苫薫選手がボールを折り返したのがラインを割ってからだったと判定され、ノーゴール扱いになったものの、その後VARのチェックが行われた結果、得点が認められる形となりました。「ラインを1㎜割っていなかった」という判定だったことから、この一件は「三苫の一ミリ」として世界的にも話題になりましたね。

最後に

今回は三苫薫選手のプロフィールや経歴について紹介しました。

欧州サッカー界では、三苫薫選手のような「大卒サッカー選手」というのは珍しい存在のようです。日本においても三苫薫選手ほど大学卒業から海外のトップリーグでプレーするまでが早い人というのも珍しいですよね。

三苫薫選手のこれからの活躍にも要注目です!